以下は、9月開講の本プログラムの内容です。
12月ショートプログラム(2023年12月2日~3日開講)の内容は、こちらをご参照ください。
カリキュラム
日程:2023年9月23日(土・祝)〜11月26日(日)
会場:事業構想大学院大学福岡校、沖縄、福岡県八女市、長崎県西海市
月日 | 曜日 | 時間 | 形式 | 講義項目 | 担当教員 | 場所 |
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9月23日 | 土・祝 | 10:30-18:00 | 集中講義 | 開講式・オリエンテーション | 井手隆司 | 福岡校& オンライン |
観光まちづくりと事業構想 | 若林宗男 | |||||
デスティネーション経営論の最先端 | 内田純一(小樽商科大学) | |||||
観光まちづくりの実践 | 若林伸一(NPO法人自然体験学校) | |||||
9月24日 | 日 | 終日 | フィールド ワーク |
八女市フィールドワーク (福岡から貸切バス) |
若林宗男&若林伸一 | 八女市 (日帰り) |
10月2日 | 月 | 18:30-21:40 | 講義 | 観光まちづくりとは | 若林伸一 | オンライン |
10月8日 | 日 | 終日 | フィールド ワーク |
西海市フィールドワーク (福岡から貸切バス) |
若林伸一&若林宗男 | 西海市 (宿泊) |
10月9日 | 月・祝 | |||||
10月16日 | 月 | 18:30-21:40 | 講義 | 西海市の事例から考える | 若林伸一 | オンライン |
10月23日 | 月 | 18:30-20:00 | 信州の観光まちづくり | 藤尾宗太郎(信州大学) | ||
20:10-21:40 | 長崎の観光まちづくり | 長尾和弘(十八親和銀行) | ||||
10月30日 | 月 | 18:30-21:40 | 離島の観光まちづくり | 若林伸一 | ||
11月6日 | 月 | 18:30-21:40 | 少子高齢化地域の観光まちづくり | 若林伸一 | ||
11月13日 | 月 | 18:30-21:40 | 観光まちづくりの発着想 | 若林伸一 | ||
11月20日 | 月 | 18:30-21:40 | 観光まちづくりの構想案 | 若林伸一 | ||
11月23日 | 木・祝 | 終日 | 沖縄合宿 | 体験指導者講習合宿 | NPO法人 自然体験学校 各講師 |
沖縄 (宿泊) |
11月24日 | 金 | |||||
11月25日 | 土・祝 | |||||
11月26日 | 日 |
主な担当教員
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- 井手 隆司
- 教授
スカイマークエアラインズ元社長、会長 - 1976年西南学院大学文学部外国語学科英語専攻卒業し、キャセイパシフィック航空に入社、1989年9月ブリティッシュ・エアウェイズ社入社。1998年6月同社日本地区営業部長に就任。同年12月スカイマークエアラインズ代表取締役社長に就任。2003年1月同社取締役副会長、2009年5月取締役会長、翌年6月代表取締役会長に就任し、生産部門管掌・安全統括管理を担当。2015年12月エアアジアジャパン代表取締役会長に就任。2017年同社執行役会長を経て現職。同社において、就航の道筋をつける。一貫して航空業界で事業戦略、マーケティングに携わる。
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- 若林 宗男
- 特任教授
内閣府地域活性化伝道師、絶景九州プロジェクト代表 - 国際基督教大学教養学部を卒業。株式会社東京12チャンネル(現テレビ東京)に入社。ニューヨーク支社を開設し支社長兼特派員。ワールドビジネスサテライトを企画、初代ニュースキャスターを担当。インターネット黎明期の1995年にテレビ東京のホームページを開設。2011年、福岡市に移住。地域社会と中小企業をサポートする若林ビジネスサポートを設立。八女市商工会議所に古民家ホテル開業を提案。2020年NIPPONIA HOTEL八女福島商家町が八女市福島地区に開業。
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- 若林 伸一
- NPO法人自然体験学校 理事長
- 東京都出身。大学在学中に全国を旅行し、起業を決意。1年間の肉体労働で貯めた資金で北海道池田町の原野に建つ空き屋を購入。1人でリニューアル工事をして、自然体験ができる民泊施設をオープンさせて人気に。以来、全国各地に住み込んで、観光まちづくり、集客の仕掛けづくり、空・水・フィールド・環境の自然体験を指導。沖縄南部の観光まちづくりに携わるうちに請われて本社を北海道から沖縄に移転。北海道と沖縄の二拠点生活を送る。コロナ前までは、沖縄で年間4万人以上の修学旅行の受入れをし、沖縄での修学旅行受け入れの10%を担う。日本各地で自然体験活動指導者や認定救急蘇生法の人材育成をしつつ、事業構想大学院大学福岡校に通い、2023年修了(事業構想修士)。観光庁観光地域プロデューサー、内閣府 特定有人国境離島地域プロジェクト推進アドバイザー、総務省地域力アドバイザーなど公職多数。
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- 内田 純一
- 小樽商科大学大学院商学研究科教授
- 北海道大学大学院経済学研究科現代経済経営専攻修士課程修了、北海道大学博士(国際広報メディア)論文博士。AFLAC日本社勤務、観光学高等研究センター准教授等を経て、2017年より現職。専門は、サービスマネジメント、観光経営、地域ブランド、プレイス・ブランディング、産学官連携、 産業集積など。2016年12月 日本ベンチャー学会 第9回レフェリー賞。「観光まちづくりのマーケティング」(共著)「観光情報学入門」(共著)「地域イノベーション戦略―ブランディング・アプローチ」など著書、論文、TV出演等多数。
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- 藤尾 宗太郎
- 信州大学 特任助教 産学官連携推進本部
ユニバーシティ・エンゲージメント室 副室長院商学研究科教授 - 福岡県出身。2006年エプソン販売株式会社へ入社。首都圏で法人営業に従事。2012年に働きながら社会人大学院へ通い、2014年にMBAを修得(中央大学大学院戦略経営研究科マーケティング専攻)。2015年から親会社であるセイコーエプソンへ出向し国内外の販売管理・製品企画に従事。2018年に同社を退社し国立大学法人信州大学が主導する「信州100年企業創出プログラム」へ参加。ミッションである「株式会社タカノにおける新規事業創出(金属3Dプリンター)」を実現し新規部署を設立。現在は同部署の責任者を務める。並行して信州大学特任助教として地域活性・キャリア教育に携わる。
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- 長尾 和弘
- 十八親和銀行 地域振興部長
iBankマーケティング マーケティング事業部 - 愛知県出身。佐世保育ち。長崎県立大学卒業後、親和銀行(現、十八親和銀行)入行。千々石支店長、佐々支店長等歴任。地域振興部で地域商社・自治体PPS設立支援・観光コンテンツ企画支援・学生ビジコンを立ち上げ。iBank地域共創部を兼務し、地域共創型オンラインスト『エンニチ』の長崎プロデューサーを務める。2022年事業構想大学院大学修士課程福岡校入学(現在2年次)
アドバイザリーボード
本講座は、担当講師に加えて、観光まちづくりに携わる有識者および本学修了生(卒業生)もアドバイザリーボード(事業構想大学院大学リカレント教育推進委員会委員)として、プログラムに参画しています。事業構想大学院大学では、様々なバックボーンをもった方とつながりをもち、交流ができることも魅力のひとつです。(敬称略・順不同。)
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- 高良 剛寿
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株式会社茶花の里代表取締役
事業構想修士(MPD) - 福岡県久留米市で、造園設計・施工業と直売所とサツマイモ専門店imoyaみ乃う茶房を運営。雑木と山野草の季節感あふれる庭を数多く手掛ける。人と自然が共生する「みのうの森農園リゾート」を構想
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- 吉野 秋彦
- タケマン代表取締役会長
事業構想修士(MPD) - 福岡県糸島市で国産メンマを製造販売。メンマの材料として地元・糸島の竹林を使用することにより、放置竹林問題を解決し、安全安心な国産メンマを全国の有名ラーメン店に供給。マツコ・デラックスのテレビ番組にもメンマの専門家として出演。
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- 引地 渉
- かごしま こども食堂・地域食堂ネットワーク事務局
事業構想修士(MPD) - 鹿児島県生まれ。こども食堂の中間支援組織である「かごしま こども食堂・地域食堂ネットワーク」の設立、運営に携わる。南日本新聞社勤務。
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- 安田 憲保
- 安泰企画・安泰商事役社長
事業構想修士(MPD) - 鹿児島県生まれ。東京で企業勤務後、Uターンし事業承継。日本の食の価値を世界に広げる海外拠点のポップアップキッチン「WHITECANVAS]構想をソウルで開設準備中。「赤塚学園専門学校グローバルビジネス科非常勤講師兼務。
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- 倉橋 篤
- 熊本郷土料理「青柳」代表取締役社長
事業構想修士(MPD) - 北海道生まれ。大手建設会社勤務を経て、妻の実家で熊本で70年以上の歴史がある「青柳」を事業承継。熊本震災での店舗全壊、コロナを乗り越えて黒字繁盛店へ。日本でいちばん大切にしたい会社大賞受賞。「旬結」技術を応用した事業構想で外食産業の働き方改革にも寄与。
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- 伊藤 雄大
- 株式会社JTB佐賀支店グループリーダー
事業構想修士(MPD) - 学生時代から旅行好きでJTBに就職。旅行が団体旅行から個人旅行にシフトするなかで、いかにすれば、旅を通して、より特別な体験や知的探求心を満たすことができるかを構想。